ウラコイ2 銀幕の旦那様
「ははは…」
「いやぁいいもんみたよ神田。あと10年はこのネタでお前をゆすれるよ…」
「ゆするな!ったく…」
「ほらさっさと誓いなさいよ。不満なんてないでしょ、最高の結婚式よ。友達も妹もいるんだから」
「美帆…ったら。」
美帆は苦笑した
「ほら早く早く。」
めぐみさんも 笑顔で頷いた
「病めるときも健やかなるときも神田翔太を夫とし…、愛し、支えていく事を誓います…」
翔太君は笑っていた
レースをめくる
気持ちはまだ 整理出来ない
けど
わたしは ひとりじゃない
ひとりだったわたしを
見つけてくれた彼がいる
…幸せになる
なりたいんだ
いま わたしは生きてるから
だから
大丈夫
もうひとりで泣かないでいい
慰めてくれる人がいてくれる
笑わせてくれるあなたがいる
神様…
お父さん…
幸せになるなら
わたしは このひととなりたい
失うとわかっている
けど
幸せを手にいれる事をもう怖がりたくない
「いやぁいいもんみたよ神田。あと10年はこのネタでお前をゆすれるよ…」
「ゆするな!ったく…」
「ほらさっさと誓いなさいよ。不満なんてないでしょ、最高の結婚式よ。友達も妹もいるんだから」
「美帆…ったら。」
美帆は苦笑した
「ほら早く早く。」
めぐみさんも 笑顔で頷いた
「病めるときも健やかなるときも神田翔太を夫とし…、愛し、支えていく事を誓います…」
翔太君は笑っていた
レースをめくる
気持ちはまだ 整理出来ない
けど
わたしは ひとりじゃない
ひとりだったわたしを
見つけてくれた彼がいる
…幸せになる
なりたいんだ
いま わたしは生きてるから
だから
大丈夫
もうひとりで泣かないでいい
慰めてくれる人がいてくれる
笑わせてくれるあなたがいる
神様…
お父さん…
幸せになるなら
わたしは このひととなりたい
失うとわかっている
けど
幸せを手にいれる事をもう怖がりたくない