ウラコイ2 銀幕の旦那様

「そりゃあなるよ。当たり前だ、で工藤さんはなんて言ってた」


「一旦話しをする為に家に戻るって…、美帆がついていくかは分からないけど…だからまだ…」



「そうか…にしても急すぎるな。…確か父親は聞いたことあるよ、有明党の工藤匡だった…ような、」



翔太君は宙をみながら話した


有明党…

「…工藤匡。知ってるの?」


「なかなかテレビには出ない人らしいから。前に民放かなにかで見た時、母さんが騒いでたんだよ。昔結構やり手だったらしい…いまは分からないけど…」



「なんか…別の人と結婚させて地盤をなんとかするって言ってた…」


「…私利私欲の為だろ。まぁ…これは工藤さんのことだからなぁ。」



はぁあとベッドに横になった


「うん…」


「おれも…なにかあった助けるよ。でもクビになっても永久就職でおれが雇うから大丈夫だよ」



「…翔太君のお嫁さん?」



「そう。一番安全だ、なにせリストラがない。」




ぷっと二人して笑った



沈んでいた気持ちがすこし軽くなった


「…ありがとう」


「あたりまえですよ。」

ベッドの近くにいた私を引き寄せてキスをした





「…ん」










「明日早いから…だめだよ。」




あっという間にベッドの上に誘われた


「すこしだけ。」


「……ぁ、ん」



< 427 / 600 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop