ウラコイ2 銀幕の旦那様
最低だ
わかってるけど止められなかった。
ある日私はどうにか 決心し自宅に戻った
鍵を開けると潤さんとみちるがいた
「久しぶりだね…おかえり」
「…」
私は黙っていた
怒られるのを覚悟で戻ってきたのに
彼は笑って迎えてくれた
「ごめんなさい、撮影忙しくて。電話も中々しないで…」
「ドラマに出ずっぱりだったから…仕方ないよ。おれもわかってるから、それよりご飯食べない?良かったよ飯炊きすぎてて…」
呟くみたいな私の声に潤さんは
笑って励ましてくれた
笑わないで
私あなたに隠してることがあるの
私、
あなた以外の人を…好きになったの