ウラコイ2 銀幕の旦那様





最低だ











わかってるけど止められなかった。














ある日私はどうにか 決心し自宅に戻った





鍵を開けると潤さんとみちるがいた



「久しぶりだね…おかえり」


「…」



私は黙っていた
怒られるのを覚悟で戻ってきたのに
彼は笑って迎えてくれた





「ごめんなさい、撮影忙しくて。電話も中々しないで…」


「ドラマに出ずっぱりだったから…仕方ないよ。おれもわかってるから、それよりご飯食べない?良かったよ飯炊きすぎてて…」


呟くみたいな私の声に潤さんは
笑って励ましてくれた











笑わないで

私あなたに隠してることがあるの



私、



あなた以外の人を…好きになったの


















< 520 / 600 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop