ウラコイ2 銀幕の旦那様










「すげぇ雨だ…。台風でもくるかな…」



ホテルに戻り、翔太君は窓から外を眺めていた




「…」


「…みちるさん。今、一人になりたい?」


「え…」


私は翔太君の顔を見た


「…ずっと考えてるなぁて思ってた。おれがさっきから見てたの気づいてなかったろ?」


「…うん。」



「大丈夫…いますべて解決しようとしなくていいんだよ。美麗さんのこと…時間をかけて納得したらいいし、おれも無理には急かさない。ただみちるさんに会って欲しかったんだ…。」




「…うん」






翔太君はちょっと電話してくると部屋を出て行った。











気をつかわせたちゃったな…










しっかりしなきゃ…。










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