ウラコイ2 銀幕の旦那様
昨日 ホテルに帰ってきて翔太君に病室であった事を話したら
良かったねと笑った
『ちょっと恥ずかしいけどね…』
『いいじゃないか。28年分泣いて甘えたらいいんだ。美麗さんも喜ぶよ…』
『うん…』
『少しずつでいいんだ。甘えて、ケンカしてそうやって家族になっていくんだよ』
ベッドで私の頭を撫でながら笑った
『…いつかきっとそんな事もあったねって笑えるよ。大丈夫、おれ達家族がそうだったんだから…』