ウラコイ2 銀幕の旦那様
「槌谷さん、お疲れ様です」
「あ…一ノ宮さん。お疲れ様です。」
廊下を歩いていたら爽やかな笑顔をした一ノ宮さんがいた
「大丈夫ですか…?ちょっと元気がなさそうだったから」
「え…、あはは大丈夫ですよ。」
一ノ宮さんは そうですかと言った
「…槌谷さん。」
「…はい?」
辺りを見渡した後私の近くに来た
耳元に近いくらいのところで彼は言った
「僕はあなたの事が好きです。槌谷さん…なにか困ってるなら力になりたいんです」
「……え…」
一ノ宮さん?
「……あの、…気持ちは嬉しいですけど…でも…」
「…今すぐに返事をくれなくても構いません。」
真面目な顔で彼は言った…
好きて…
困るんだけど、でも翔太君の事言えない…
ど…どうしよう。