ウラコイ2 銀幕の旦那様



「尾行ですか?」



「……そうとも言うわ。」




神田弟はあきれたように笑った



「尾行してすいません…それは後程ちゃんと謝罪します。それはそうと神田さん槌谷さんを見ていませんか…」



「みちるさん?来てるんですか…」




「この店で迷子になってるのよ。残念な事に…」




「はぁ…!?」




神田弟は首を傾げた



























いきさつを話したら
神田弟は、さっさと動き出した



「とりあえず、俺は2階を…。町谷さんと工藤さんは1階を…」



「探すの…市村さんとの付き合いはいいの?」



聞くと軽く首をふった



「…親父の事はいつでも聞けるし、」







いさぎよい判断…







神田弟は じゃあと
上の階段を登って行った






「美帆さん、俺は庭の方見てくるから…」



「…旬。」




あたしは旬の 顔を見て言った



「…またあとで話すよ。美帆さん」








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