春夏秋冬のキセキ



先輩は真っ直ぐ私を見て
綺麗な笑顔で笑った


「安藤舞は俺のどこが好き?」


「へっ!!?」


…やっぱり……聞こえてたんだ…

先輩は真っ直ぐ私を見る



「先輩は…私の……スーパーマンなんです。」


「スーパーマン…クスッ」


「私の胸に花がなかったとき…先輩がつけてくれて
私が倒れたとき…運んでくれて…
さっきも、教室教えてくれて…」





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