RINE‐俺様御曹司×意地っ張り姫-
「―――――――――――・・・え?」
あたしはその言葉を理解するのに少し時間がかかった。
あ・・・。普通にカイの時の口調になってた気が。
しかも、こっちが本物ってばれてるし…。
こんなに早くばれちゃう…いや、まだあたしが蝶のカイだとはばれてないじゃん!!
でも、こんなことが続いたら…
あたし生きていけるのか?!
「海、俺の前では本性だからね!俺も本性出すんだし。あと敬語とか使ったら…」
「分かった、分かりましたよーだ。出してやろうじゃない。本性。」
「そうそう、それでよし。でも、俺意外に見せるなよ?」
はぁ、何かあたしペースの見込まれてる気がする。
なんか、変なこと言ってるし…
先輩にためとか、気が引けるなぁ。周りにどんな目で見られることやら。
いつのまにか大きな扉の前に立っていた。
「理事長室?」
「そうそう。理事長がお待ちかねだよ―。」
大地先輩がボタンを押す。
あたしは一度深呼吸をした。
「はい、分かりました。」
先輩が理事長とスピーカー越しに話し終えるとあたしに言った。
「入っていいって。」
中で待っている理事長。
それは――――――――・・・
あたしはその言葉を理解するのに少し時間がかかった。
あ・・・。普通にカイの時の口調になってた気が。
しかも、こっちが本物ってばれてるし…。
こんなに早くばれちゃう…いや、まだあたしが蝶のカイだとはばれてないじゃん!!
でも、こんなことが続いたら…
あたし生きていけるのか?!
「海、俺の前では本性だからね!俺も本性出すんだし。あと敬語とか使ったら…」
「分かった、分かりましたよーだ。出してやろうじゃない。本性。」
「そうそう、それでよし。でも、俺意外に見せるなよ?」
はぁ、何かあたしペースの見込まれてる気がする。
なんか、変なこと言ってるし…
先輩にためとか、気が引けるなぁ。周りにどんな目で見られることやら。
いつのまにか大きな扉の前に立っていた。
「理事長室?」
「そうそう。理事長がお待ちかねだよ―。」
大地先輩がボタンを押す。
あたしは一度深呼吸をした。
「はい、分かりました。」
先輩が理事長とスピーカー越しに話し終えるとあたしに言った。
「入っていいって。」
中で待っている理事長。
それは――――――――・・・