RINE‐俺様御曹司×意地っ張り姫-
「あのさ、あたしの部屋どこ?」
「こっち!」
「ありがとう。ちょっと疲れちゃったから休むね。なんかあったら起こして」
「了解。」
香織はそう言ってあたしにほほ笑んだ。
あたしの部屋に入ると何かほっとした…
廉兄やるじゃん。蓮兄はセンス最高なんだよねー
あたしの部屋に置いてある家具は――――――――――――――――
大きなクローゼットやキングサイズのベッド。それにドレッサーや机。全部最高級のもの。
あたしの部屋に香織が来たらやばいな。
あたし的にはこの部屋最高だけど、秘密を隠し通すには不便。
まぁ、ばれたらばれただしいいや。
あたしはドレッサーの前に座ってコンタクトをはずした自分を見た。
やっぱあたしはこっちだな!
あたしはやっぱり眼の色は暗くないと…
親に連絡入れないとな。
あたしは携帯を取り出して電話をかける。
なかなか出ない。また仕事かな。
『海?』
「学園着いたよ―」
なんか、いつも一緒にいたから寂しい。
やっぱり一緒がいいな…