RINE‐俺様御曹司×意地っ張り姫-
『枢君には会えたの?』
「うん。まぁ、大変だったけど」
『そんなこと言わないの。枢君は海の事すごく良くしてくれるんだから。」
ママはなんだか楽しそう。
かな兄はママのお気に入り。ママはイケメン大好きだからね。
「そうだね。」
『何してるの?』
「荷物広げてる」
『同じ部屋の子は?』
そうだった!
「佐久間グループの令嬢さんだった。関わりある子だったよ―。将来」
『そうなのー!ビックリ。』
「それでねー」
しばらくして電話を切った。
疲れた…。
ベッドに横になる……
もう秘密何かバラまいちゃえー。
それはだめだな…
あたしが悪さしてなければ!
そしてそんな考えも消えてあたしは眠りに就いた。