RINE‐俺様御曹司×意地っ張り姫-





…………。
なんか、さすが香織って感じ。
あたしはこういうのが嫌だから、普通の学校行きたかったんだよねー
中学楽しかったもん。


あたしが香織を見つめていると、香織があたしの耳元で囁いた。

「後で」

席を譲ってもらったからやっと座れた。


「夕飯は基本バイキングのようなものだから自分たちで好きなものを取って」


「分かった」


あたしは香織について料理を盛る。


メニューは何とあたしの好きなものばかり。
これはかな兄の仕業?

やるじゃん、かな兄!

さすが竜崎家。

やっぱごはんはこうじゃないとね―。


そしてあたしは大好きなオムライスを別注文。ってか、目の前ですぐに作ってくれるんだけどね…


料理を取り終えたあたしたちは席に着いた。

あたしはさっきの話を聞く。


「ねぇ、香織はなんで様ずけ?もしかして、生徒会メンバー!?!?!?」





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