RINE‐俺様御曹司×意地っ張り姫-
教師
――――…
ッ……
窓からこぼれる一筋の光。
「んっー…」
眩しい。
でも…それがまた新鮮だ。
今日は珍しい…
こんなに深い眠りに落ちたのは何年振りだろう。
だから、朝だというのに起きれない。
もともと朝に弱いのもあるかもしれないけれど…。
蝶にいた時はもっと早くスカッと起きられた。
あと少しだけ寝る…。
そんなあたしの中の悪魔の誘いによってあたしの瞼は閉じられていく。
誘惑には弱い。
廉にぃの用意してくれたベッド寝心地良すぎ。
そしてあたしが目を閉じた瞬間に大きな音を立ててドアが開いた。
「うみ!朝だよ―!」