幼なじみと2週間
ボボボボボボボ
顔が熱い…。
「いっ、いきなりどうしたの!?なんか変だよ?」
恭吾があたしのこと…好きなわけないよね。
うん、絶対。だってどうせほかの子にもいってるんでしょ?
冗談に惑わされるなんて、あたしらしくないよね!
「鈴顔真っ赤…。冗談だっつーの…本気にしてんじゃねー、こっちまで気ぃ狂うっつの…。」
ハンバーグを急いで口に詰め込んで、テレビに集中した。
ドキドキ止まんないってば!恭吾のバカ…。
なんていえるはずもなく、既に食べ終わってソファに座っている恭吾に
「お風呂先入るね!」
そういいながら、自分の部屋へ向かった。
下着とパジャマを用意したあたしは、お気に入りの入浴剤を入れて湯船に浸かった。