幼なじみと2週間
さて…ご飯作るかな。
時計を見ると6時を指している。
何にしよっかな…あ、恭ちゃんもいるんだよね。
嫌いなのとかあるのかな?
…まあなんでもいいよね!
冷蔵庫の中身はぎっちり詰まっているから、当分は持つと思う。
悩んだ末、あたしは定番料理のハンバーグをつくることにした。
ハンバーグなら誰でも食べれるよね。
フライパンの中のハンバーグを見つめ、形のいいものを選んで皿に盛り付けた。
よし、完成っと。
恭ちゃん呼ばないとな…。
二階に上がり、あたしは自分の部屋のドアを叩いた。
「恭ちゃん、ご飯出来たよ!」
「……」
無視ですか…?