Fickle Fortune
なぜ朝からこんな騒動を繰り広げているのかというと、前日の放課後のこと。
私達四人はボーリング楽しんでいた。
ストライク、スペアを連発していた私は調子に乗ってあることを提案した。
「次のゲーム、スコアが一番低い人が罰ゲームってのどう?」
そう。これが悲劇の幕開けとも知らずに……。
みんなも賛成して次のゲームは罰ゲームをかけて勝負をすることになった。
ところがどっこい!
なんと初っ端からまさかのガーター連発!
さっきまで絶好調だったのにいきなり絶不調に……。
巻き返せるわけもなく、そのまま最下位。
こうして罰ゲームを受けることになりましたとさ。
回想おわり。
昨日の出来事を思い出していると、裕香の顔が目の前に迫っていた。
「ゆ、裕香サン、近いデス」
慌てて顔を逸らすと、耳元で裕香が囁いた。
「こ・く・は・く」
「……告発?」
ハッキリと聞こえていたけど、あえてボケてみる。
「告白」
裕香は真顔で同じ言葉を言う。
信じたくないのでさらにボケてみる。
「爆発?」
「告白」
「白髪?」
「告白」
「あぁ、こんにゃくかっ!」
「だから『告白』だってば!」
痺れを切らした裕香が怖い顔をしている。
さすがにこれ以上は逃げられないから、諦めて裕香の話を聞くことにした。
私達四人はボーリング楽しんでいた。
ストライク、スペアを連発していた私は調子に乗ってあることを提案した。
「次のゲーム、スコアが一番低い人が罰ゲームってのどう?」
そう。これが悲劇の幕開けとも知らずに……。
みんなも賛成して次のゲームは罰ゲームをかけて勝負をすることになった。
ところがどっこい!
なんと初っ端からまさかのガーター連発!
さっきまで絶好調だったのにいきなり絶不調に……。
巻き返せるわけもなく、そのまま最下位。
こうして罰ゲームを受けることになりましたとさ。
回想おわり。
昨日の出来事を思い出していると、裕香の顔が目の前に迫っていた。
「ゆ、裕香サン、近いデス」
慌てて顔を逸らすと、耳元で裕香が囁いた。
「こ・く・は・く」
「……告発?」
ハッキリと聞こえていたけど、あえてボケてみる。
「告白」
裕香は真顔で同じ言葉を言う。
信じたくないのでさらにボケてみる。
「爆発?」
「告白」
「白髪?」
「告白」
「あぁ、こんにゃくかっ!」
「だから『告白』だってば!」
痺れを切らした裕香が怖い顔をしている。
さすがにこれ以上は逃げられないから、諦めて裕香の話を聞くことにした。