LOVE
闇
『あんたなんか生まれて来なきゃよかった』
部屋に響き渡る両親の怒鳴り声。
悲しい、苦しい、悔しい。でももう涙は出ない。
私の身体は傷だらけ。
このままここにいたら、きっと殺される…
私は裸足のまま必死で逃げた。
『あーあ…もう居場所なくなっちゃった…』
居場所なんてない。
だから、
死んでやる…
私が死んだって誰も悲しまない…
どうせなら私の大好きな海で眠りたい…