いじわる教師といじっぱり生徒



きっと私は先生の暇つぶしに使われて、この冬休みを台無しにしてしまうんだ。



そうに決まってる…。



「あ~ぁ…」


落胆の声と共に背もたれに寄りかかって首を後ろに折ると、

突然視界が影り、私を見下ろす亮太と目が合った。



「…!!!!」


びっくりして体を起こした私は、後ろにいる亮太を振り返る。



「なにしてんの!?」



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