いじわる教師といじっぱり生徒
先生のコートの裾をつかむと、先生は「どうした?」と言って足を止めた。
暗くて怖いなんて……絶対言いたくない。
またガキ扱いされるのがオチだもん。
「別に…なんでもない!!」
言いながらも裾から手を離せずにいると、先生はプッと吹き出した。
「怖いなら怖いって言っていいんだぞ?強がっても俺にはバレバレだから。」
なんで…私の心の中、先生には全部見えちゃうのかな。
メニュー