いじわる教師といじっぱり生徒
「こないだはごめんなさい…!!」
目をぎゅっとつぶって頭を下げると、亮太は慌てて私を起こさせた。
「まぁ、とりあえず中入れって。」
亮太に誘導されるがまま、私は亮太の家に上がった。
「なんか飲むか?」
亮太の部屋は、昔と変わらず散らかっていた。
毎日のようにこの部屋に遊びに来ていた頃を思い出して、少し気持ちが和らぐ。
「聞いてる?」
「あっ、ごめん。気使わなくていいよ。」