いじわる教師といじっぱり生徒
「でも喉乾いただろ。お茶入れるよ。」
立ち上がり、ドアノブに手をかける亮太。
「ふふっ…じゃぁ初めから聞かないでよ。」
「あぁ…確かにそうだな!」
ははっと笑って、亮太は部屋から出ていた。
階段を降りる音が聞こえなくなってから、しばらくするとまた階段を上がる音が聞こえてきた。
ドンドンッと扉をたたく音がする。
「はいはいはい。」
扉を開けると、コップを両手に持った亮太が立っていた。
「お待たせ。」