いじわる教師といじっぱり生徒
顔を赤くしていると、先生は自ら私から離れ、「じゃ。また明日。」とだけ言い残して部屋を出ていった。
「……意味不明。」
よくよく考えてみれば、結局私は何の被害も被っていない。
謎だ…やっぱり先生は謎だ。
隣の部屋の物音を少し意識しながら、私はお父さんの写真を見た。
お父さん…
お父さんは天国で先生のこと見てるかな。
見てるとしたら…。
先生の心の中、教えてほしい。
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