いじわる教師といじっぱり生徒
先生の命令は絶対。
翌日。
一応、“授業”の時間。
勉強する私の横で、先生は分厚い本を読書中。
「あのさ……先生居る意味あるの?」
「んー?あるよ。萌香がサボらないかの見張り。」
「見張られなくてもちゃんとやりますけど…。」
「その保証は無い。」
「う…まぁ、はい…」
私の答えに満足気に頷くと、先生はポケットからメガネを取り出した。