続・破壊的衝動
携帯に付いているストラップを掴んで、携帯をブラブラと揺らす。
「先生、聞こえてます?
先生の婚約者、生徒相手に浮気してましたよ?」
「まさか!!?」
「最初からばらす気満々だったんですよ、俺は。」
青ざめたその顔には、異常な程の汗が流れていた。
「おっお前ぇ!!
ふざけんなよっ!!!!」
胸ぐらを掴まれる。
少し俺より高い身長で、俺を持ち上げる。
「ふっ、」
「なに笑って……」
「うわぁぁぁぁああああ゛!!!!ッ助けてっ!!!!
センセに殺されるっ!!!!
先生、助けて!!!!
痛い、痛いよ!」
ガタガタと、机や椅子を足で倒す。