続・破壊的衝動
「お前ーーっ!!」
感情的に、センセは俺を殴った。
口元をかするようなへなちょこだったけど、血は出た。
痛くなかったけど。
センセ?
生徒に暴力しちゃいけないの知ってますかー?
馬鹿にして笑いたいのを我慢する方が大変だ。
「俺はお前にっ、何もしてないよな?
そんな、そんなされる事っ、してないだろっ!!?」
興醒め。
「そーですね。
センセは悪くないですよ?」
「だろっ?」
「でも、許せない。」