続・破壊的衝動
「……秘密って!
先生になんかしたら許さないからっ!!」
「どう許さないわけ?
したよ、“なんか”。
これで満足できた?」
「ばっ馬鹿にしないでよ!!」
お前に言ってやりたい。
あいつは最低だったよ。
お前なんか好きじゃないんだって。
……言わないけど。
「それよりさ、入れてくれない?」
「嫌っ!!」
「……じゃあ、お言葉に甘えて。」
「だから嫌だってば!!」
言葉なんか無視して、2階にあるお前の部屋に無断で入る。