続・破壊的衝動
「……一生?」
「一生。
あんただけは、絶対に。」
当たって砕けたくなかったからかな?
諦めが悪いからかな?
砕けないで、歪む。
「……いいよ。
好きにならなくて良い。
だけど、その代わり、」
歪んで歪んで歪んで、歪みきった心は、また温もりを求めた。
優しくなんかしてやらない。
責め立てるは、お前が俺に抱いた感情全て。
悲しいのに、苦しいのに……
――…切ないのに、
虚しい心は涙さえ出ない。