続・破壊的衝動


ひやりと汗が伝う。
嘘だなんて言えない。
だって、俺がしてきた事は……


「あなたにはもう、私はいらないでしょ?
慰めなら、私以外にしなさい。」

「嫌だ!怖い……っ。」


先生の言う通りだから。


その罰?



俺を一人にするの?




「先生は俺がいらないの?
……欲しいって、言ったじゃん。」


「欲しいわ。
……欲しかった。」

「ならっ!!」

「でも、いらない。」



……なんで?
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