続・破壊的衝動




苦しそうな声を聞く度、愛を感じた。


私なんかをどうして。



冷静になればわかる事だった。

あのまま先生の愛人を続けていたら、今より傷付いたんだ。

婚約者の先生も傷付け続けていたんだ。




本当に、私ってサイテー。





あんたと同じ、最低。









あんたが私に向ける愛情は強すぎて、捻れてて。

全力的な愛情を感じた。


でも、それだけだったんだ。





     ― END ―
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