恋の教習所
教科書を抱えて事務所に戻った私。
自分の机に座って少し休憩。
4月の良い季候につられて・・・・・少し眠くなってしまう。
・・・・・・・このままここに座っていたら私は寝てしまうそう。
まだまだこの辺が学生の頃のままなのかもしれない。
でも・・・。
ぼーっとしてしまう。
「一ノ瀬さん?」
向かい側の笠井君が声をかけてくれる。
「一ノ瀬さん、大丈夫?」
「うん。ありがとう。季候が良くてぼーっとしちゃってた。」
「確かに気分はよくなるよね。」
私たちはそうそうと話をしていると。
「山本教官の学科、どうだった?」
次の学科には出るのか谷川教官が教科書を持って近づいてきた。
そうだ、直前に入れ替わってしまったんだ。
「凄かったですよ!みんな当てられないって分かっているけど寝る事なくて。話もまとまってて。」
笠井君が説明をした。
「直前まで谷川教官でしたよね?」
私は疑問に思っていた事を聞いてみる。
「そうなんだよ。学科に行こうとしていたら山本教官に頼まれてね。」
頼まれたってどういうことなんだろう?
「頼まれたって?」
笠井君も気になったらしい。
私が聞こうとしていたら先に質問をした。
「二人が学科を聞いてるのはもちろん知ってるから、どこまで勉強しているか見てみたいから変わって欲しいって。」
そういうこと。
だからいきなりの交代だったんだ。
「一ノ瀬さん昨日言ってたのにね。また時間があれば聞きにおいで。」
谷川教官は昨日の話を忘れたわけじゃなかったんだ。
少し安心した。
「はい、よろしくお願いします。」
また時間があれば行こう。
自分の机に座って少し休憩。
4月の良い季候につられて・・・・・少し眠くなってしまう。
・・・・・・・このままここに座っていたら私は寝てしまうそう。
まだまだこの辺が学生の頃のままなのかもしれない。
でも・・・。
ぼーっとしてしまう。
「一ノ瀬さん?」
向かい側の笠井君が声をかけてくれる。
「一ノ瀬さん、大丈夫?」
「うん。ありがとう。季候が良くてぼーっとしちゃってた。」
「確かに気分はよくなるよね。」
私たちはそうそうと話をしていると。
「山本教官の学科、どうだった?」
次の学科には出るのか谷川教官が教科書を持って近づいてきた。
そうだ、直前に入れ替わってしまったんだ。
「凄かったですよ!みんな当てられないって分かっているけど寝る事なくて。話もまとまってて。」
笠井君が説明をした。
「直前まで谷川教官でしたよね?」
私は疑問に思っていた事を聞いてみる。
「そうなんだよ。学科に行こうとしていたら山本教官に頼まれてね。」
頼まれたってどういうことなんだろう?
「頼まれたって?」
笠井君も気になったらしい。
私が聞こうとしていたら先に質問をした。
「二人が学科を聞いてるのはもちろん知ってるから、どこまで勉強しているか見てみたいから変わって欲しいって。」
そういうこと。
だからいきなりの交代だったんだ。
「一ノ瀬さん昨日言ってたのにね。また時間があれば聞きにおいで。」
谷川教官は昨日の話を忘れたわけじゃなかったんだ。
少し安心した。
「はい、よろしくお願いします。」
また時間があれば行こう。