恋の教習所
「姉妹校に机を渡す事になって、明日その机を取りに来るんだ。」
うちの教習所は他にも2校姉妹校があって、そのうちの1校舎が机が足らないとの事らしくうちのを取りに来るらしい。
確かに一番大きいのがうちの教習所で。
倉庫の中には机や椅子はもちろん、合宿生の部屋の椅子、食堂の食器などたくさん置いてある。
必要に応じて各教習所取りに来ていた。
「倉庫から机を出して・・・そうだな、わしの後ろでもいいから運んでおいてもらいたいんだ。お願いできるかな?」
所長の席は一番奥の壁を背にして座っている。
元々壁が背になっているから狭いんだけど。
・・・もっと狭くなってもいいのかな?
「はい、わかりました。」
笠井君が席を立つ。
もちろん私も。
「よろしく。これ、倉庫の鍵ね。」
所長は鍵を私に差し出した。
私はそれを受け取り、ふと朝礼で言っていた所長の連絡事項を思い出した。
そう言えば・・・。
“明日姉妹校からうちの机を二つ取りに来る事になった。午前中には小川さんがトラックで取りにくるからよろしく。”
こんな事を言っていた。
小川さんって誰だろう?
私が免許を取った時にもいなかったな。
なぁんて考えていて、所長に今言われるまで忘れていた。
自分にはあまり関係してこない話だと思ったから。
「じゃあ頼んだよ。」
所長の言葉に
「わかりました。」
今度は鍵を受け取った私が返事をする。
笠井君と二人で3階の倉庫まで階段を上がる。
廊下を歩いて倉庫までの間に教習生用のプレイルームがいくつか並んでいる。
一部屋にはプレステ2やらなんやらが置いてあるゲームルーム。
ソフトは受付に行って借りる事になっている。
また一部屋には簡単な運動が出来るように、ウォーキングマシーンが3台並んでいる。
そして他の部屋には・・・・・
カン コンッ
と音が聞こえて来る。
うちの教習所は他にも2校姉妹校があって、そのうちの1校舎が机が足らないとの事らしくうちのを取りに来るらしい。
確かに一番大きいのがうちの教習所で。
倉庫の中には机や椅子はもちろん、合宿生の部屋の椅子、食堂の食器などたくさん置いてある。
必要に応じて各教習所取りに来ていた。
「倉庫から机を出して・・・そうだな、わしの後ろでもいいから運んでおいてもらいたいんだ。お願いできるかな?」
所長の席は一番奥の壁を背にして座っている。
元々壁が背になっているから狭いんだけど。
・・・もっと狭くなってもいいのかな?
「はい、わかりました。」
笠井君が席を立つ。
もちろん私も。
「よろしく。これ、倉庫の鍵ね。」
所長は鍵を私に差し出した。
私はそれを受け取り、ふと朝礼で言っていた所長の連絡事項を思い出した。
そう言えば・・・。
“明日姉妹校からうちの机を二つ取りに来る事になった。午前中には小川さんがトラックで取りにくるからよろしく。”
こんな事を言っていた。
小川さんって誰だろう?
私が免許を取った時にもいなかったな。
なぁんて考えていて、所長に今言われるまで忘れていた。
自分にはあまり関係してこない話だと思ったから。
「じゃあ頼んだよ。」
所長の言葉に
「わかりました。」
今度は鍵を受け取った私が返事をする。
笠井君と二人で3階の倉庫まで階段を上がる。
廊下を歩いて倉庫までの間に教習生用のプレイルームがいくつか並んでいる。
一部屋にはプレステ2やらなんやらが置いてあるゲームルーム。
ソフトは受付に行って借りる事になっている。
また一部屋には簡単な運動が出来るように、ウォーキングマシーンが3台並んでいる。
そして他の部屋には・・・・・
カン コンッ
と音が聞こえて来る。