俺の大切な人
俺は少しだけ落ち着いた。
しかし落ち着いたのもつかのま。
また苦しみ出した。
心配で優那が見ていた。


「優…那?」


と優那を呼んだ。


「何?」


「心配……する……な!………だけど……心配……する……から…明日……まで……俺に………近づくな!………嫌……俺の……部屋に………近づくな!」


とゆっくり言った。
けど俺は心配なのはわかるけどこれ以上の発作を見られたくなくて言った。


「早く………部屋を………出て………いけ………お願……い……だ……か……らうっ!」


俺はいてほしかったけど部屋を後にしてもらった。
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