ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「……えっ?」


うわ、菅沼さん。


声裏返った。


「軽蔑するよな、彼女いんのに紹介受けるって。

けど、弁解させて」


菅沼さんは、さっきみたいに泣きそうな顔をして……


オレを、見ていた。


……親友を騙したって思って、軽蔑してるのかも。


「昨日さ……告白して、オッケーもらった。

ほら、菅沼さんが選んでくれたアクセサリーが効いたんかも。

……ありがとな。

緑はオレが玉砕するって思ってて、紹介受けてきて……」


「彼女、昨日……できたんだ?」


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