ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「ちょ……と。結城くんは天然じゃないよ。
きっと、私がちゃんと意思表示しなかったからだ。
結城くんの前でも、妄想ばっかり……だったもん」
「あ~あ、頭痛ぇ。天然同士、意思の疎通……不可」
「だから天然じゃないってば!
結城くんは、普通だよ。
大事な所を妄想してたから……こんな結果になったんだ」
結城くんが好きな人の名前を言う時、
「ひか……」
の後を聞く前に私が遮った。
雪乃から聞いた、結城くんの彼女の名前は……
氷上梨子さん、だった。
きっと、私がちゃんと意思表示しなかったからだ。
結城くんの前でも、妄想ばっかり……だったもん」
「あ~あ、頭痛ぇ。天然同士、意思の疎通……不可」
「だから天然じゃないってば!
結城くんは、普通だよ。
大事な所を妄想してたから……こんな結果になったんだ」
結城くんが好きな人の名前を言う時、
「ひか……」
の後を聞く前に私が遮った。
雪乃から聞いた、結城くんの彼女の名前は……
氷上梨子さん、だった。