ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
このまま行くと、マイナス思考のループにハマる。


結城くんを好きにならなきゃよかったとか、


電車に乗って憧れてた時が一番幸せだった、あの頃に戻りたいとか……。


「ま、ハッキリ振られたわけじゃねーんだし?

諦めるのまだ早くね?」


言ってくれるな、この男。


私に待つ女演じろっていうの?


できるわけナイし!


結城くんに彼女いるなら……邪魔したくないし、


できればもう……これ以上近寄りたくない。


傷付きたくないもん……。


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