ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
それだけならまだしも……


相手には、家庭がある。


ほんの遊びのつもりで声をかけたはずなのに、


お互いわかってたはずなのに……


どんどん深みにハマッてく。


ただ純粋に恋する氷上さんとは違い、


守る物がたくさんありすぎる彼は、


どれが一番なんて選べない。


氷上さんとの関係を続けては別れ、


やっぱりまたよりを戻し……。


オレからしたら、ただ都合のいい女に見えるけど、


こーいうのって、本人は気付かないもんなんだよな。


自分を一番愛してくれてるって、勘違いしてる。



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