ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
氷上さんを支えるにしても、
オレだって氷上さんに想われたい。
彼氏よりも、大切に思って欲しい。
そんな気持ちが
グチャグチャになってきて……
結局一年前は、
自分から氷上さんから離れたんだ。
しばらくして、
彼氏の離婚話が具体的になってきました
っていうメールがきて、
安心したような、嫉妬するような、複雑な気分になった。
一年ぶりにカテキョとして、偶然オレの前に現れた氷上さんは、
やっぱり、また彼氏とうまくいってないみたいだった。
氷上さんが彼氏にとって都合のいい女であるように、
オレ自身が……
氷上さんにとって、都合のいい男。
わかってるのに
どうしてこうなってしまうのか。
オレだって氷上さんに想われたい。
彼氏よりも、大切に思って欲しい。
そんな気持ちが
グチャグチャになってきて……
結局一年前は、
自分から氷上さんから離れたんだ。
しばらくして、
彼氏の離婚話が具体的になってきました
っていうメールがきて、
安心したような、嫉妬するような、複雑な気分になった。
一年ぶりにカテキョとして、偶然オレの前に現れた氷上さんは、
やっぱり、また彼氏とうまくいってないみたいだった。
氷上さんが彼氏にとって都合のいい女であるように、
オレ自身が……
氷上さんにとって、都合のいい男。
わかってるのに
どうしてこうなってしまうのか。