ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「はい」
「ありがとう。大切にするね……」
結城くんから本を受け取り、胸に抱き締める。
「いや。ただの推理小説だし、読んだら売っていーよ」
売る?
そんな、滅相もナイ!!
「たっ……宝物にするから」
私がそう言うと、結城くんは一瞬首をひねってた。
……だよね、妄想族だよ?
「あっ……あの、この作者……好きなの。以前、集めてた事あるの」
……脂汗が額ににじむ。
推理小説好きな結城くんだから、私の本当の気持ちを
……もしかして、推理しちゃってたりして!?
「ありがとう。大切にするね……」
結城くんから本を受け取り、胸に抱き締める。
「いや。ただの推理小説だし、読んだら売っていーよ」
売る?
そんな、滅相もナイ!!
「たっ……宝物にするから」
私がそう言うと、結城くんは一瞬首をひねってた。
……だよね、妄想族だよ?
「あっ……あの、この作者……好きなの。以前、集めてた事あるの」
……脂汗が額ににじむ。
推理小説好きな結城くんだから、私の本当の気持ちを
……もしかして、推理しちゃってたりして!?