ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「……あのさ」
少し体を離し、菅沼さんの顔をのぞきこむ。
そしたら大きな瞳を潤ませて、菅沼さんがオレを見上げた。
「うっ……。なに?結城くん……」
「あ……えーっと」
いや、やっぱりマズいよな。
女の子に好きな女の相談って……。
話そうと思ったけど、氷上さんとの事は、オレは承知の上で付き合ったんだし。
そんなの考えてたら、一気に顔が熱くなった。
「……結城くんっ。……お願いがあるの」
「……へっ?」
菅沼さんは、そう言うとオレの腰に腕をまわし、
力いっぱいギューッと抱きついてきた。
少し体を離し、菅沼さんの顔をのぞきこむ。
そしたら大きな瞳を潤ませて、菅沼さんがオレを見上げた。
「うっ……。なに?結城くん……」
「あ……えーっと」
いや、やっぱりマズいよな。
女の子に好きな女の相談って……。
話そうと思ったけど、氷上さんとの事は、オレは承知の上で付き合ったんだし。
そんなの考えてたら、一気に顔が熱くなった。
「……結城くんっ。……お願いがあるの」
「……へっ?」
菅沼さんは、そう言うとオレの腰に腕をまわし、
力いっぱいギューッと抱きついてきた。