ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「ウマイ?え、感激してんの?」


やだ、涙出てきた。


「おいしぃ……」


結城くんとこんな風に、デートするなんてもうできないんだよね。


「だったらもっとやるって」


え。


結城くんは、焼きそばの半分ぐらいを私の器に


断りもなく、一気に移してきた。


ちょっと待ったあぁぁぁぁ!


そんなにいらないってば……。


「菅沼さん、結構食うんだな。痩せの大食い?

おいしそうに食う子って、いいよな」


もうお腹ふくれてきてたけど、結城くんのその言葉に


調子にのってしまった。


……完食!!


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