ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
ペチッ!


「結城くん、何してるの!?」


うわ、見られてっし……。


座席に座り、頬を叩いてる所を菅沼さんにしっかり見られていた。


「あー……。眠気防止?

こういう場所って、眠く……なるだろ?」


「あははっ。確かにね。結城くん、飲み物買ってきたよ。

お茶とサイダーどっちがいい?」


気がきくよな。そういや、飲み物の事なんかすっかり忘れてた。



「どっちでも」


そう言ったら、菅沼さんは両方をオレに付きだしてきた。


え?


「結城くんが飲みたい方飲んでいいよ?

さっき焼きそばたくさんくれたし」


「……そか。じゃ、サイダー」



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