ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
アクセサリーショップ!?


これって……。


「あ……あの、結城くん。そんな、私……」


結城くんのつけるアクセサリーを私が選んじゃっていいわけ?


かわいいのにしか目がいかないし、男物なんてわからないよ……。


「あ、悪い。いきなりで引いたよな。ちゃんと話せば良かった。

実はさ、女の子にプレゼントしたいんだけど。オレ、そういうの全然わかんねーから……」


え。女の子に……?


さっきまで堂々としていた結城くんは、


視線をあちこちに飛ばし、なんだか動揺してる風に見える。


「それって……好きな人?」


ドキドキしながら聞いてみる。



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