ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
良かったぁ……。
もしかしたら、これは辛い選択なのかもしれない。
だけど……
また毎日、朝の電車で結城くんと会いたいよ。
「おはよう」
だけでもいいから……交わしたい。
「……ありがとう。じゃあ、友達として。
これからもよろしくお願いします」
軽くうつむいて、結城くんに手を差し出した。
……握手だもん。
変な意味ないし……。
「菅沼さんが嫌だって思ったら……オレから離れてくれて、全然いーから」
結城くんはそう言った後、
私の手に、軽く触れた。
バスに乗ってた時のように
その手にはもう……
温もりはなかったんだ。
もしかしたら、これは辛い選択なのかもしれない。
だけど……
また毎日、朝の電車で結城くんと会いたいよ。
「おはよう」
だけでもいいから……交わしたい。
「……ありがとう。じゃあ、友達として。
これからもよろしくお願いします」
軽くうつむいて、結城くんに手を差し出した。
……握手だもん。
変な意味ないし……。
「菅沼さんが嫌だって思ったら……オレから離れてくれて、全然いーから」
結城くんはそう言った後、
私の手に、軽く触れた。
バスに乗ってた時のように
その手にはもう……
温もりはなかったんだ。