ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
結局、氷上さんとは連絡つかず。


そのまま月曜日を迎える事になる……。






月曜の朝、いつも通り駅へと向かう。


週末に菅沼さんと一緒にいた公園を横目に見て、


いるはずないけど、菅沼さんがいたりして……


なんて思ってつい探してしまう自分がいた。


ハハ、いるわけねぇし?


自分の意外な行動に半ば飽きれつつ、そのまま歩いていくと……。


「おい」


え?


駅の改札の前で、見知らぬヤツに声をかけられた。


誰だ?


濃紺のブレザーに、ブルーのネクタイ。


この辺ではみかけない、制服。



< 322 / 425 >

この作品をシェア

pagetop