ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
……なんて言おうか。
頭を悩ませながら、駅のホームへと向かう。
もうすぐ電車がホームに入ってくる。
そして、いつも通り、電車の中に菅沼さんがいて……。
いつもなら……
迷わず6両目へと向かう足が、進まない。
さっきのアイツが言ってたように、ちゃんとケジメつけなきゃ、だよな。
そうしないと、
結果的に、菅沼さんを困らせる事になる。
友達でいたいっていうのは、
やっぱり、オレの勝手だよな……。