ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
いつも結城くんが乗ってくる駅に着く。
本から視線を外せない。
結城くんを待ってました、ってんじゃなく、普通を装う。
……自然に、
自然に。
プシューッ。
って、音がして
人が乗り込んできた。
ドキドキ。
カツカツ……
こっちに来る足音が聞こえる。
……だけど、本に熱中してるのもおかしいよね。
よしっ!
パッと顔をあげ、
無理に笑顔を作った。
「……おはよう!!」
本から視線を外せない。
結城くんを待ってました、ってんじゃなく、普通を装う。
……自然に、
自然に。
プシューッ。
って、音がして
人が乗り込んできた。
ドキドキ。
カツカツ……
こっちに来る足音が聞こえる。
……だけど、本に熱中してるのもおかしいよね。
よしっ!
パッと顔をあげ、
無理に笑顔を作った。
「……おはよう!!」