ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
さっきの真面目そうな男の子がそう言ってくる。


「はい……」


詰めると、私に寄り添って座ってきた。


えぇっ……ヤダ。なんでこんなギリギリに座るのぉ?


隣との間は十分空いてたはずなのに。


挨拶したから、何か勘違いされちゃった?


ただの間違いだったのに……。


だけどこれ以上話したくない。


だって……


なぜか、じっとコッチを見てくる。


うぅ……怖いよ。


シカトしよう。


本を広げ、読書に集中!!



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