ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「そう……だったんですか?」


「あぁ。もしかして……気付いてなかった?何度か目も合ったんだけど」


サッパリです。眼中になかった……。


「全然……すみません」


「あ、いや。いーけど。そっか……何かショック」


「すみません……」


結城くんも、こんな気持ちだったのかな。


見ず知らずの人がずっと私を見てたなんて……不思議な気持ち。


だけど、ここからよく友達になろうって思ってくれたな。


私はちょっと……


怖い。


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