ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「実は私も……っ」


二人はしっかと抱き合い、そして熱いキスを……。







キャーッ!


ダメ、そんな……キスなんて、結城くん、大胆!


「菅沼さんは、どんなのがいいと思う?」


妄想する私を見て、結城くんが手招きする。


結城くん。私はどれでもいいよ。


影みたいな私だから、ここにあるどんなアクセサリーをつけても、私は輝くよ。


ショーケースに入ったアクセサリーは、上からのライトに照らされて輝いていた。


キラキラしてて、キレイ。


思わず見入ってしまう。




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