ヤバイヤツに恋をした★恋する通学電車
「……もぅ、いーよ」
「えっ?」
「オレ、疲れた……。氷上さんに振り回されんの、もぉ嫌だ」
「……ごめん、そんなつもりじゃ。
あの人とはもう会えなくなるし、もう聖の事だけ考える」
氷上さんは焦ってオレの側まで来て、下から見上げてくる。
「氷上さんの基準がさ……。全部、アイツなんだよな。アイツがいるか、いないか。
オレがいなくなったら……とか、考えた事ある?」
「聖が……いなくなったら?」
ほらな。
そんなの考えた事ない、って顔してっし。
「えっ?」
「オレ、疲れた……。氷上さんに振り回されんの、もぉ嫌だ」
「……ごめん、そんなつもりじゃ。
あの人とはもう会えなくなるし、もう聖の事だけ考える」
氷上さんは焦ってオレの側まで来て、下から見上げてくる。
「氷上さんの基準がさ……。全部、アイツなんだよな。アイツがいるか、いないか。
オレがいなくなったら……とか、考えた事ある?」
「聖が……いなくなったら?」
ほらな。
そんなの考えた事ない、って顔してっし。